目が疲れて、本が読めなくなった40代へ|「耳で読む」という新しい読書のかたち
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夜、ベッドで本を開いて、三ページで目がしょぼしょぼしてくる。老眼鏡をかけたり外したり、スマホの文字を大きくしたり。「あんなに本が好きだったのに、最近ぜんぜん読めていないな」——そんなふうに感じている方、実はとても多いのではないでしょうか。
私自身、積んだままの本がベッドサイドに増えていくのを見るたび、少し胸が痛みました。読みたい気持ちはあるのです。ただ、40代の目と時間が、ついてこない。
今日は、その「読みたいのに読めない」を解決してくれた、「耳で読む」という読書のかたちのお話です。結論から言うと、私たちの世代にこそ、いちばん合っていると思います。
📖 もくじ
「本が読めなくなった」のは、あなたのせいじゃない
まず、これだけはお伝えしたいのです。40代になって本が読めなくなるのは、意志ややる気の問題ではありません。
理由ははっきりしています。ひとつは、目。40代は手元の文字にピントを合わせる力が落ちはじめる年代で、夕方以降は特に、小さな活字がつらくなります。一日中パソコンとスマホを見て働いたあとの目に、さらに活字を読ませるのは、正直、酷というものです。
もうひとつは、時間の形。20代の頃のような「まとまった読書の時間」は、40代の生活にはほとんど存在しません。あるのは、家事の合間の15分、通勤の20分、寝る前の10分——細切れの時間ばかり。本を開いて、しおりを探して、さっきの内容を思い出して……とやっているうちに、細切れ時間は終わってしまいます。
つまり、「読めなくなった」のではなく、「目で読む」という方法が、40代の目と生活に合わなくなってきただけなのです。方法が合わないなら、方法を変えればいい。そこで出てくるのが「耳」です。
「耳で読む」は、ながら読書ではなく”戻ってくる読書”
オーディオブック——プロのナレーターや俳優が本を朗読してくれる音声——と聞くと、「ながら聞きで、頭に入るの?」と思われるかもしれません。私も最初はそうでした。
でも、使ってみて印象が変わりました。むしろ逆で、耳からの読書は「物語に戻ってくる読書」なのです。子どもの頃、誰かに本を読んでもらった記憶はありませんか。あのとき、文字を追う努力はゼロなのに、物語は驚くほど深く残っていたはずです。人の声には、文字にはない温度と抑揚があって、それが内容を記憶に結びつけてくれます。
それに、目を閉じていられる読書は、40代にはご褒美のようなものです。一日酷使した目を休ませながら、頭と心には栄養が入ってくる。「読書=目の労働」だった常識が、静かにひっくり返ります。
耳読書が特に効く3つの場面
- 疲れ目の夜——目を閉じたまま「読める」唯一の読書
- 細切れ時間——再生ボタンひとつで、続きから即座に戻れる
- 気持ちが沈む日——活字を追う気力がなくても、声は入ってくる
40代の一日には、「耳だけ空いている時間」が意外とある
「そんな時間、どこにあるの?」と思われるかもしれません。でも、探してみると、40代の一日は「手と目はふさがっているけれど、耳は空いている時間」の連続です。
朝、お弁当を作っている20分。洗濯物を干している15分。通勤の電車や車の中。スーパーへの往復。夕食後の洗い物。そして、湯船に浸かっている10分。——合計すると、1日1〜2時間になる方も多いはずです。この時間、これまではなんとなくテレビの音や、スマホの流し見で埋まっていませんでしたか。
ここに耳読書を差し込むと、生活は変わらないのに、月に2〜4冊「読める」ようになります。積んだままだったあの本を、フライパンを振りながら聴き終えたときの小さな達成感は、ちょっとしたものでした。家事の時間が「削られる時間」から「本の続きが聴ける時間」に変わると、不思議と家事そのものへの気持ちも軽くなります。
オーディオブックの始め方|Audible(オーディブル)とは
オーディオブックのサービスはいくつかありますが、初めての方に一番案内しやすいのは、AmazonのAudible(オーディブル)です。理由はシンプルで、①作品数が多く(20万点以上・小説からビジネス書、落語まで)、②プロの朗読の質が高く、③スマホのアプリひとつで完結し、④無料体験から始められるからです。
使い方は本当に簡単です。アプリを入れて、聴きたい本を選んで、再生ボタンを押すだけ。再生速度を変えられるので、ゆっくり味わうことも、時短で聴くこともできます。スリープタイマーを設定すれば、寝る前に聴きながらそのまま眠っても大丈夫。「眠れない夜のお守り」として使っている方も多いようです。
🎧 Audible(オーディブル)をひとことで
- Amazonのオーディオブックサービス(月額制・聴き放題)
- 小説・エッセイ・ビジネス書・語学・落語まで20万点以上
- 俳優や声優による朗読も多く、「聴く映画」のような作品も
- 無料体験期間があり、合わなければ期間中の退会も自由
正直に:向いている人・向いていない人
おすすめばかり書くのは誠実ではないので、向き不向きも正直に書いておきます。
向いていないかもしれない方——図やグラフの多い実用書を「見ながら」学びたい方、気になった行に線を引きたい方、ページを行き来しながら読みたい方。こうした読み方は、やはり紙や電子書籍のほうが向いています。また、聴くことに慣れるまで、最初の1冊は「小説やエッセイなどの物語系」を選ばないと、少し頭に入りにくいかもしれません。
向いている方——かつて本が好きだったのに読めなくなった方。目の疲れを感じている方。家事・通勤・散歩の時間が長い方。寝る前にスマホを見る習慣をやめたい方。そして、「積ん読」に小さな罪悪感がある方。ひとつでも当てはまるなら、試してみる価値は十分あります。
最初の1冊選びのコツ
①まずは「物語」から(小説・エッセイは耳と相性抜群)②昔読んで好きだった本の朗読版なら、内容を知っている分すっと入れます ③再生速度は最初は標準で。慣れたら1.2倍くらいが心地よい方が多いようです。
まず1冊、無料で聴いてみるという始め方
新しい習慣は、小さく始めるのがいちばんです。幸い、Audibleには無料体験があるので、「まず1冊、タダで聴いてみて、合わなければやめる」ができます。財布も傷まず、失うものがありません。
おすすめの試し方は、今夜です。お風呂上がりに部屋の灯りを少し落として、目を閉じて、10分だけ聴いてみてください。一日働いた目を休ませながら、物語が耳から流れ込んでくる感覚——「読書ってこんなに楽でよかったんだ」と、たぶん少し驚かれると思います。
🎧 まずは無料で、1冊。
読みたかったあの本を、今夜は「耳」で。無料体験の対象や期間は時期によって変わることがあるので、最新の条件は公式ページでご確認ください。
本が読めなくなったのは、本への愛が冷めたからではありません。方法が、今のあなたに合わなくなっただけ。目で読めない季節には、耳で読めばいい。積んだままのあの本と、また会える方法が、ちゃんとあります。
テーマ:#教養
